ときめきメモリアル Girl's Side プレイ日記


〜パッケージ〜
既に日記でも書いたが、このコンテンツを初めて見る人のために、まずはパッケージについて触れてみよう。
表は普通というか、キャラクターの絵すらない。妙に味気ない。
裏を見てみる。「あの人の声が聞きたくなった…それは運命の恋の始まり」ヤバそうだ。ベタとかそういうレベルじゃない。キャラは5人書かれているが、当たり前のように全員男だ。そして全員見事に髪の色が違う。さすがときメモだ。あと、何かゲームの売り文句みたいなものが箇条書きされてるので読んでみよう。「卒業までの三年間、勉強・学校行事・部活アルバイト・デート…いろいろな思い出を
三年間!?
ちょっ、長っ、キツ・・・と思ったが、よく考えたら普通のときメモも3年間あったよなぁ・・・攻略失敗したら泣けたよなぁ・・・という感じで、なかなかの苦行になりそうである。なお他にも「EVS2搭載。キャラクターが、あなたの名前を呼んでくれます」とか「あなたの行動しだいでは、卒業式の日に憧れの男の子から告白を受けることも…」とか書いてますが、嫌がらせにしか思えないのは俺が男だからなのだろう、きっと。

〜マニュアル〜
もちろん用意周到な俺は、マニュアルを読んでみる。冒頭にプロローグが書いてある。
いつか君が話してくれた、
離ればなれになってしまう王子と姫のおとぎばなし。
(中略)
それから姫は毎日、森の教会で王子の無事を祈りました。
いつか、王子が迎えに来る日を信じて……。
・・・何のゲームだろう
おかしい、王子と姫のことしか書いてない。これは学園恋愛アドベンチャーではなかっただろうか。ひょっとしてファンタジーなのか。謎だ。
まぁ考えててもわからんので、先を読んでみよう。とりあえずシステム面をざっと見る限り、やはり従来のときメモと同じく学力とか魅力とかいったパラメータがある。たぶん「このキャラを攻略するにはこのパラメータが○○以上無いと駄目」というアレだ。非常にめんどくさい。選択肢選ぶだけにしようという武士の情けは無かったのだろうか。

〜キャラクター紹介〜
さて、本命とも言えるキャラクター紹介がある。とりあえず列挙してみよう。
・葉月珪(はづき・けい) 178cm 62kg
成績優秀でスポーツ万能、おまけに人気急上昇の高校生モデルらしい。でも普段は無口で無愛想らしい。なるほど、コイツがこのゲームのメインヒロイン・・・ヒロインじゃないな。何だろう。メインヒーローなのだろうか。たぶんときメモで言う藤崎詩織みたいな存在で、全パラメータが高くないと駄目ってヤツだろう。
・守村桜弥(もりむら・さくや) 163cm 48kg
メガネ。そして全キャラの中で一番幼い感じ。言うなればメガネショタと言ったところか。学園始まって以来の秀才だが、本人は木のお医者さんになりたいんだって。何だそれ。
・三原色(みはら・しき) 174cm 58kg
何て名前だ。サンゲンショクて。で、見た目はナルシストでキャラ紹介もそんな感じ。世界が注目する少年天才芸術家らしい。美しいものしか見えないらしい。そうですか。
・姫条まどか(きじょう・まどか) 185cm 65kg
名前は女の子っぽいが、見た目色黒の遊び人。とりあえずカワイイ女の子には声を掛けるお調子者なのだとか。でも一人暮らしで案外苦労してるかもしれないらしい。関西人のわりにギャグが面白くないらしい。そんなに属性たくさん並べられても困る。
・鈴鹿和馬(すずか・かずま) 171cm 57kg
やっぱりいました熱血スポーツ少年。将来の夢は「アメリカに行ってバスケをやる」とのこと。頑張って欲しい。
・氷室零一(ひむろ・れいいち) 188cm 70kg
キャラの中で唯一生徒じゃなくて先生。名前の通りクールキャラ。見た目もスーツ&縁なしメガネとパーフェクト。しかし姫条君もそうだが、アンタら身長の割に体重軽すぎだろう。
以上6キャラです。全員イケメン。何だよ、1人くらいデブのアニオタみたいなのがいても良かろうに。
ちなみに一応女の子キャラも紹介されていて、メガネ委員長・お嬢様・おしゃべり・おっとりというラインナップ。ボクはおっとりの紺野さんを攻略したいです。駄目ですか。
さて・・・この中の誰を攻略するかだが、一体何を基準に選べば良いのだろう。「こいつになら抱かれてもいい」と思えるキャラにすべきだろうか。いねぇよ。
何も考えずにメインでいくなら葉月君であるが、しかしハードルが激烈に高そうだ。女の子っぽいという指針で選ぶなら守村君であるが、イマイチインパクトに欠けそうだ。・・・よし、とりあえずは氷室先生、キミに決めた!教師と生徒の禁じられた恋愛!くー燃える!死にたい!
まぁ、実際にゲームを始めたら色々変わるかもしれませんが、とりあえず始めてみなきゃ始まらないってことで、ついにゲームを開始します。

〜ゲーム起動〜
ドキドキしながらゲームを立ち上げてみる。コナミのロゴが出る時に「コナミ…」と男性の耽美な声が聞こえたような気がしたが、気のせいだと思いたい。そしてロゴの次はタイトル画面へ・・・ってアレ?オープニングムービーは無し?と思いつつ数十秒ほど放置してたら
B'zキター!
歌とムービーが全然合ってないと思うのは俺だけだろうか。どうなんだろう。
ともあれ、ムービーの内容は・・・ゴメン、伝えきれない。コメントしづらい。何だろう、キーワードで言うならば「白い服」「赤いバラ」「真っ白な世界」とかそんな雰囲気。どんなだよ。早くもお腹いっぱいだよ。

〜プロフィール入力〜
・・・ここに来るまでに結構なダメージをもらった気もするが、ついに「ゲームスタート」を押す。
とりあえず最初は名前入力のようだ。「姉ちゃんの名前、教えて!」というボイスが聞こえた気もするが、スルーしておこう。さて・・・うん、わかってる。何も言うな。
実名でやればいいんだろう?
いいだろう、望むところだ。やってやろうじゃねぇか。
どう読み方を変えたところで男にしか見えない名前を打ち込み、次にあだ名を決めろと言われたが、何やら「おまかせ」ボタンがあるので何となくそれを選んでみる。誰におまかせするんだろう。そして誕生日や血液型も全て俺のものを打ち込み、部屋のデザインを決めろと言われたので超ファンシーなのを選んでみた。ここまで来たら中途半端は良くない。
※本名晒すのもアレなので、ここでは便宜上「山田 権太」と入力したと考えてください。
そして来ました「EVSを作成しますか?」というメッセージ。もちろんYESだ。
苗字と名前の読みを聞かれるので平仮名で入力する。そしてメモリーカードにセーブ・・・ってこれ別ファイルとしてセーブされるのかよ。妙にセーブ時間が長いなと思いつつ何となくマニュアルを見ると「1481KB以上の容量が必要です」デカいよ。有り得ないよ。
ともあれ、これで名前をボイスで呼ばれることになったようだ。実際に聞くのはゲームに入ってからということなのだろう。

〜1年目〜
●4月4日
山田「今日からわたしの高校生活がはじまる……。」
くっ、独り言はやめてください。つーか何だろう、最早俺もオカマキャラで行くべきかしら。いや、何が何だかわからなくなるのでやめよう。
とりあえず入学式ということで、学校へ自動的に移動。ちなみに学校の名前は「はばたき学園」。素敵なセンスですね。まぁそこで葉月君とぶつかって倒れて助け起こされるという運命的なイベントがあって、「うん、わたしの高校生活、いいことありそう!」と叫んだところでまたオープニングムービー。もういいよ。
入学式も終わり、廊下を歩いているところで突然話しかけられました。おお、女の子だ。おしゃべりキャラの藤井さんです。こちらが「わたし、山田権太」と自己紹介すると「へぇ〜、カワイイ名前。よろしくネ!権太」と返してくれました。男の名前をカワイイと言ってくれる良い子です。
そして繰り広げられる女の子な(?)会話。さっさと失せろ、という選択肢も出ないのでこの学校イケメンが多いだの葉月君は凄いんだけど無愛想過ぎるとかそういう話をダラダラ聞かされます。つらい。
やっと教室へ。担任の先生が登場・・・ひ、氷室先生だ!やばい、超クール。「先生、恋人いるんですか?」という質問に「黙れ」みたいな感じで返す氷室先生。教室内の温度が下がります。すると突然「おい、山田。スカーフが曲がってるぞ」と注意され、っていうか、
やべぇ、普通にボイスで名前呼ばれてる
凄いなEVS。今全然違和感無かったぞ。だてに1500KBも容量喰ってないってところだろうか。
ともあれ、今日は入学式だけだったのか、その後はイベントもなく帰宅。そして弟が登場。
小学生のくせに転校初日で彼女3人作るスーパーなキャラであるが、ゲーム内でのポジションは姉への情報提供者のようだ。キミキスの菜々みたいなものなのだろう。ああ、菜々は良かったなぁ・・・
●4月5日
やっと学校生活が始まった。「勉強」とか「運動」とか選んでパラメータを上げていくことになる。これで段々書くことが無くなっていくんだろうなぁ・・・助かるなぁ・・・と思いつつとりあえず魅力を上げたところでイベント発生。電話がかかってきた。
??「誰だ」
お前こそ誰だよ。っていうかどんな電話だよ。
と思うも、とりあえず素直に名乗る主人公。すると、どうやら電話の相手は葉月君だった模様。何で電話番号知ってるの?という至極最もな疑問をぶつけてみたところ、「いや、なんか、通りすがりの小学生に番号渡されて……。」あぁ、弟の仕業か・・・
通りすがりの小学生に番号渡されて電話掛けねぇよ普通
とツッコミたいところであったが、主人公は嬉しそうに「き、奇遇だね!」とか言ってるし。葉月君も何か余り疑問に思ってないみたいだし。つまりは電話番号を知るためのイベントなんだろうが、もうちょっとやり方はなかったのだろうか。
●4月7日
??「……権太ちゃん?そういう名前やろ、自分。」
・・・うぅ。先生は苗字で呼んできたからまだしも、男に名前をちゃん付けで呼ばれるとかなり来るなオイ。そんな馴れ馴れしい登場の仕方をしたのは関西人の姫条君。色黒長身の遊び人です。「最近、男子どものあいだで噂になってんで。なかなかかわいいってな。」なるほど、主人公はなかなか可愛いという設定なのか・・・「権太ちゃん。今度、オレとデートでもせえへん?」名前で呼ぶんじゃねぇ。
●4月8日
何か部活に入れるようなのでとりあえず入ってみることに。とりあえず深く考えずに吹奏楽部に入ってみたところ、顧問が氷室先生であることが発覚。「私の吹奏楽部は、完全なハーモニーを追求している。」いきなり部活を私物扱いする氷室先生。素敵だ。
●4月9日
帰宅途中におしゃべり娘の藤井さんを発見。すると突然「藤井さんをどう呼ぶ?」みたいな感じで選択肢が出現・・・いや、「藤井ちゃん」とか「奈津実ちゃん」とか「なつみん」とかはわかるが、「ネェやん」って何なんだろう。仕方ないので「ネェやん」と呼ぶことに決定する。
●5月14日
どうも帰宅途中にキャラを発見するとあだ名を付けることが出来るようだ。先生を発見。「バイナリー」「ヒムロッチ」「ゼロワン」「レイちゃん」「零一」・・・意外と凄いな主人公。相手は教師なのに。しかしここは無難に「せんせぇ」と呼ぶことにする。そして一緒に帰ろうと誘うと「問題ない」とのお返事。先生も意外と軽いな。そしてシーンが切り替わって車内。
車かよ
生徒乗せて家まで送るってどうなんですか先生。しかも左ハンドルって外車ですかアンタ。
●6月2日
何やら学園が騒がしい。どうも世界的ファッションデザイナー・花椿悟郎という有名人が来てるらしい。変な名前だけどまたイケメンかよ。そろそろお腹いっぱいだよ。と思ってたら何かこっち来た。「ちょっと、アナタ。」
何か凄いの出てきた
イロモノが出てきた。凄い服着てる。アゴ割れてる。しかもオカマ。そして何故か「アナタ、アタシのホームページを見て”おしゃれ道”を究めてみない?」と言われる。全力でお断りしたい。
●6月12日
図書室にて「問題わからねー!氷室死ね!」みたいなことを叫んでたら、新キャラ登場。メガネの守村君。初対面なのに優しく勉強を教えてくれる守村君にメロメロ。というか、ここに来て「特定のパラメータが一定以上になると関連したキャラが登場」するのではないかと気づいた。遅いよ俺。
●6月21日
何となく先生狙いで勉強していたら、またしても図書室でイベント発生。メガネ委員長。「図書室は勉強するとこじゃなくて本読むところだからどきなさい」みたいなこと言う割に宿題を教えてくれる委員長はツンデレなのだろうか。すいません攻略させてください。お願いします。
●6月30日
先生が突然「日曜に課外授業でプラネタリウム行くので希望者は来い」と言う。もちろん行く。
特に何も無く終わりそうな気配もしていたが、観賞後に先生が「感想を言え」と言ってきたので真面目な選択肢を選んでみたらニヤリと笑う。嬉しいのだろうか。チョロいな先生。
●7月5日
帰宅途中に葉月君を発見。「王子サマ(ハート)」と呼ぶことにする。シカトされた。ハッ、呼び方が気に入らないとかあるのか!くっ、手の込んだ罠を・・・
●7月上旬
初の期末テスト。勉強中心でやってきたおかげか、なかなかの好成績を獲得。しかし技術家庭科がボロボロ。どのパラメータが影響してるんだろうか。しかし成績優秀のはずの葉月君と大して順位が変わらない。何でだろうと思ったら、数学が0点。そこに偶然通りかかった葉月君に理由を聞いてみたら
「寝てた」
凄いぜ葉月君。やはり人間、パーフェクト超人じゃないくらいが萌えってとこなのだろうか。
●7月14日
帰宅時に色黒遊び人の姫条君を見かけたので「ニィやん」と呼ぶ。OKのようだ。基準がわからない。
●8月中旬
吹奏楽部の強化合宿である。先生と親睦を深めるチャンスだ!と思ったが、食事当番で作ったものが「不味い。反省文を提出しろ」と言われる。そこまで言うか先生。しかし何だ、相変わらずであるが全然イベントの発生しないゲームである。書くことが全然無いぞ。
●9月8日
またしても先生の課外授業。今度は植物園だ。渋いぜ先生。そしてまた感想を聞かれたので真面目に応えると先生ニヤリ。しかしここに来て先生狙いは駄目なんじゃないかと思い始めてきた。何となく。
●9月13日
ふらふらと教会付近を歩いていたらヒゲのダンディ中年とぶつかる。「この教会には魔法がかけられているのさ…」電波なことを言っている。大丈夫か。
●10月5日
文化祭。吹奏楽部たる私の活躍の出番よ!腕が鳴るわ!とは言うものの特に何をするでもなく、見てるだけで上手く演奏が終わった。ミニゲームくらい入れればいいのに。すると先生が上機嫌で登場し「君のおかげだ」と誉めてくる。やめろよ気持ち悪い。
●11月10日
帰宅時、雨が降りそうだなと主人公が呟いていたところ、突然車でダンディ中年が出現。「お嬢さん、送ってあげるから乗りなさい」「は、はい」
待 て
どこの世界に名前も知らないヒゲオヤジの車に乗る女子高生がいるか。エロゲだったらこのまま拉致監禁エンドに直行ですよ。まぁエロゲじゃないし何もないわけだが。つーかこのオヤジは何なんだろう。オヤジ萌えの人の需要に応える形で登場してるのだろうか。謎だ。
●11月16日
誕生日、誰からもプレゼントもらえず。もらったところで微妙な気分になるのは間違いないが、何かむかつく。
●12月14日
期末テスト。家庭科はたぶん「気配り」のパラメータが影響してるに違いないと見当を付けたところ、結果として学年8位の成績を取る。つーか家庭科66点で他全部100点て。いいのかこんなにチョロくて。と、氷室先生が登場。「氷室学級の生徒として自覚が出てきたようだな。」
何だ氷室学級って
どうも先生は色々と勝手に私物化してしまう傾向があるようだが、現状なかなか好印象なのでOKとしておこう。
●12月16日
ネェやんに突然「ねぇ、ゴンチャン。今度の日曜日、あいてる?」と聞かれた。っていうか、あだ名「おまかせ」でやってたらそれっぽい感じで呼ばれている・・・!やるなEVS・・・!これは一層恥ずかしい・・・!ともあれ、内容はと言えば遊園地で4人でデートしようとのこと。氷室先生一筋でいこうとしてるとは言え、これくらいはいいよね☆と承諾。
●12月22日
遊園地へ。いたのはニィやんと守村君。まぁこの2人くらいとしか知り合ってないしな。でも私は先生一筋なの!ということで「観覧車誰と一緒に乗る?」と聞かれたので「ネェやん」と答えたら非常に嫌な顔をされた。そりゃそうだ。
●12月24日
何でも理事長主催のクリスマスパーティーがあるらしく、プレゼント交換用のアイテムを買って出席。何か物凄いパーティーが開催されてる。で、誰のプレゼントが欲しい?と選択肢が出たのでもちろん氷室先生のを選択してみると
氷室印・基礎解析講座ゲット!
何だそれ。どうも数学の参考書らしいが・・・って氷室先生登場。おお、いつものスーツじゃなくてストライプのスーツだ!で、まぁ運命的というか都合良くというか、氷室先生はこちらの持ってきたプレゼントをゲットした模様。適当にテーブルクロスを選んだのだが「うむ、実用的でよろしい」と微妙に喜んでもらえたようだ。そして他にはイベントもなくクリスマス終了。
●12月29日
オカマのファッションデザイナー花椿先生が久々に登場。いきなり「服装に季節感が無い」と駄目出しされる。そういやこのゲーム、着せ替え要素もあるんだよな・・・つーか女性の服なんて全然わからねぇんすけど。どうしろと。なお、読者の方からの情報によると「服装はデート時に関係する。季節感が無かったり2回続けて同じ服で行ったりすると何か言われる」とのことであった。そんなご無体な。
●1月1日
年賀状が届く。ネェやんとメガネ委員長と・・・おお、氷室先生からも来てる!しかも何か書いてる。「正月だからといってモチ等食べ過ぎないように。新年の抱負は”初志貫徹”とするように。以上」
新年の抱負指定キター!
どんな教師だ。生徒に考えさせろよ。と、年賀状読み終わったところに氷室先生から電話があり、初詣に誘われる。生徒を個人的に誘う教師って・・・いや、もうそこには突っ込むまい。
とりあえず一緒に神社へ。何となくおみくじを引いてみると大凶。先生も大凶。先生、超不機嫌になる。「よかろう。大凶とやらの威力がどんなものか、一年かけて検証させてもらう」とか言ってる。先生、気にしすぎ。
●2月14日
バレンタイン。まさかゲームとはいえ、男にチョコ送る日が来ようとは・・・ともあれ、どうでもいいミニゲームを成功させ手作りチョコ作成。もちろん先生に渡します!「職員室脇の”チョコ受付箱”に入れておきなさい。あとで教員全員に公平に分配される」と言われる。ひ、酷っ。
●2月23日
またしても先生の課外授業へ参加。今回は動物園。「何か観察したいものはあるか?」と聞かれたので「先生を観察したい」とシャレで答えてみたらマジギレされる。しっ、しまったぁ!
●3月8日
1年生ラストの期末テスト。相変わらずガリ勉してたのが功を奏したか、家庭科78点以外オール100点で学年2位の座に。しかし今回は先生現れず。何だ?何か攻略ミスってんのか?ひょっとして動物園のアレか?と不安になる。
●3月9日
暇なので弟に情報を聞きに行く。なにげに初めてな気がする。とりあえず氷室先生の情報を見ると、年齢が27歳であることが判明。ヤベェ同い年だよ・・・しかも蠍座・A型ってとこまで被ってるよオイ。そして他の人物の情報をついでに聞き、電話番号をここでゲット出来ることを初めて知る。なるほど・・・ここでゲットして電話かけてデートとかするのか・・・非常に今更感が漂うが、しかし先生の電話番号は不明だ。どうやってデートするんだろう。無いのだろうか。
●3月14日
ホワイトデー。先生登場し「これは男性教師全員から女子生徒全員へのお返しだ」と言われ何か渡される。義理のようだ。くっそー、好感度が足りない。と悔しがってる自分に気づいてそろそろ脳がヤバいことになってきたな、と実感する。

〜2年目〜
●4月4日
今日から新年度の始まりです!新しいクラス、新しい担任!「私がこのクラスを担当することになった氷室だ」まぁそりゃそうだよな。違うクラスになられても困るよな。
廊下を歩いていると視線を感じる。「何やつ!?」と誰何すると「ち、違うんス!自分はストーカーなんかじゃないッス!」と1年生の男子が登場。見た瞬間に「こいつは何属性だろう」と考えてしまう自分が嫌だ。たぶん後輩属性だ。どうも葉月君を尊敬しているが本人には冷たくあしらわれるので、仲が良さそうなこっちから近づいてきたらしい。仲良くないんだが。むしろ嫌われてるっぽいんだが。
●4月5日
校庭を歩いていると何やらバラの香りが・・・例のヒゲダンディが一枚絵アップでバラ持って出現。
や め て
これはキツい。破壊力凄い。しかも「バラは紅く、スミレは蒼く……そしてこれはバラ色の頬の君に」とか言ってる。ヤバい。これは本気でヤバい。主人公「うれしい・・・」とか言わないでください。そして「誰ですか?」と聞いても「さぁ誰でしょう?」というふざけた答えしか返ってこない。もういっそ通報とかしてみたらどうだろう。
●5月10日
帰りに先生を発見したので車で送ってもらうことに。何か噂が気になるらしい先生「教会の地下にアンドロイド教師を作る巨大プラントがあるという・・・そして私がそのプロトタイプだという噂だ」何てアホな噂だろう。「まさかぁ!」と言うと「フッフッフッフ・・・」意味ありげに笑う先生。まぁそれくらいの設定があった方がこっちとしては有り難いが。
●5月15日
ネェやんが先生に黒板消しトラップを仕掛ける。ドアを開ける先生。見事黒板消しをキャッチする先生!素敵!意味もなくアップのイベントグラフィック!しかも「無駄だ。私には通用しない」とか言ってる。「やるなヒムロッチ・・・」呟くネェやん。何これ。
●5月23日
妙に立て続けにヒムロッチイベントが続く。テキスト書くのめんどくさい。で、放課後廊下を歩いてたらピアノの優しい調べが聞こえてきたのでこっそり見てみたらヒムロッチが弾いてました。「凄く綺麗な演奏でした」と誉めると「そうか、ありがとう」と嬉しそうに微笑むヒムロッチ。イイ感じです!イイ雰囲気です!
●6月3日
また帰りに車で送ってもらう。もうすぐ体育祭ですねと話を振ると「言っておくが、氷室学級に敗北はありえない。必ず学園優勝を果たす」と今年もクラス私物化宣言。素敵だヒムロッチ。まぁ俺は運動パラメータ0なので参加しないけども。実は参加しなきゃ攻略出来ないとかそんなオチは無いよな・・・
●7月29日
先生から電話があり課外授業があるので参加するか聞かれる。すいません思いっきり夏休みなんですけど。
●8月14日
今年も吹奏楽部の合宿。今回は「きくばり」のパラメータも高いので、作ったカレーライスも先生に好評。やった!男に手料理作って誉められて喜ばなきゃいけない現実を振り返って絶望感を覚える。
●9月15日
修学旅行はベタに京都。いきなり先生に呼び止められ「自由行動の予定を決めていないのは君だけだ。仕方がない。今日は私についてきなさい」と言われる。問答無用。しかしこれはデートっぽい!?と思ったが仏閣について解説され「レポートを書け」とのこと。さすが先生。ストロベリーな展開に決して持っていかないところが素敵。
●9月20日
修学旅行終了。先生の顔しか見てない気もするが、それはどんな修学旅行だ。
●9月24日
ヒゲのダンディが学園の理事長だということが発覚。な、ナンダッテー!まぁ予想通りだったけど。何故正体を明かさなかったかというと、単なる悪戯らしい。しかもまたドライブに行こうとか言ってる。駄目だこの学校。
●10月5日
何やら爆弾が爆発した音が聞こえて弟が登場。「姉ちゃんが葉月を傷つけたって噂が広がってるよ・・・」何でやねん。傷つけるも何もほぼ赤の他人じゃねぇか。ここ1年以上会話もしてねぇっつうの。そんなときメモシステムは今回も健在のようです。あぁめんどくさい。
●11月6日
先生が誕生日らしいのでプレゼントを持っていくと「基本的には受け取りかねるが今回だけだぞ」みたいなことを言って受け取ってくれた。ちなみにプレゼントは数学の論文(何だそれ)だったが先生大喜び。数学の論文を誕生日プレゼントで受け取って喜ぶ人間なんていねぇよ。
●11月8日
文化祭の演奏に失敗し先生ブチギレ。やべぇ、攻略失敗したらどうしようとドキドキ。
●11月16日
先生が誕生日プレゼント持ってきた。わーい。何だか言い訳しながらもプレゼント渡してくれる先生に萌え・・・るのは無理がある。ちなみに品は数学の参考書とかかと思ったけどペンケースだった。意外と普通だ先生。
●12月24日
今年も理事長主催のクリスマスパーティー。去年と同じプレゼントをもらい、同じプレゼントを渡す。普通に喜んでる先生。いいのか。まぁいいか。
●1月1日
今年も先生から初詣の誘いがあったのでもちろんご一緒する。「はぐれないよう私の上着の裾を掴んでいなさい」キター!去年より明らかに前進してます!
●2月14日
去年と同じくチョコレートを受け取ってもらえず。心なしか先生の好感度が落ちてる気も・・・ハッ。ひょっとして他の男連中の爆弾が爆発しまくってるのが駄目なのか。マジか。それホントに勘弁して欲しい。

〜3年目〜
●4月5日
もちろん今年も担任は氷室先生です!というわけで早速進路相談が行われたので大学進学を希望してみたら「君の成績なら一流(いちながれ)大学を目指すのがいい」と言われる。いちながれ・・・あぁ、ひょっとしてそういう名前の大学なのだろうか。何てセンスだ。
●7月10日
イベントが無いことも無いが使い回し過ぎて触れる気にもならない3ヶ月でしたが、今回の期末テスト終了後に(もちろんオール満点で学年トップだ)氷室先生登場し「よくやった。君が氷室学級のエースだ!」とお褒めに預かる。嬉しくないけど喜んでおこうワーイ。
●8月14日
三年生になってから部活ばかりに精を出したお陰か(受験生なのだが)、合宿最終日に先生「今や君は全部員の模範だ。顧問として感謝している」とのお言葉。しかも目を細めてやんわり微笑んでいる。キモ・・・じゃなくて素敵!
●11月6日
先生の誕生日。「卒業論文」(タダ)を贈る。先生とても喜ぶ。いいのか。まぁいいか。
●11月12日
最後の文化祭。今年の吹奏楽部の演目はB'zとのこと。吹奏楽部がB'z・・・?部員が決めたらしいが先生そんなのブチギレじゃないかと思ったら「諸君らは私に音楽は楽しませるものだと教えてくれた・・・」と感慨深げ。そして開演のブザーが。
先生「Let's Blow!!ぶっ放して来い!!」
誰だお前。全然キャラ違うじゃねぇか。ひょっとしてB'zの歌の歌詞の一節なのだろうか。知らんけど。つーかこれは引くな・・・と思ったが意気上がる部員達。演奏も成功。先生も大喜びだ。
●12月24日
恒例のクリスマスパーティー。今年は「氷室印・微分積分講座」をゲット・・・何か毎年微妙にタイトルが違ってる気がする。なおこちらは3年連続でテーブルクロスをプレゼントしたが、氷室先生は特に気にすることもなくお喜びの模様。普通は3年連続でテーブルクロスなんざ貰ったら不愉快にもなりそうな気がするが、さすがは先生心が広い。
●1月6日
何か突然「国際吹奏楽コンクール」(うろおぼえ)優勝に輝いた!凄い!何の前振りもなかったのに!で、先生登場して「君を吹奏楽部永世名誉部員に任命する」とのお言葉。全力で拒否しようと思うも選択肢が出ない。
●2月14日
バレンタインデー。今年もチョコ受付箱行きなんだろうなぁと先生に手作りチョコを渡してみると「…かしなさい。私が一口、味見しておく」キター!先生ったら照れ屋さん!死ね!(俺も)
●2月22日
そういや受験生なのに受験のじゅの字も出てこないっつーかセンター試験とか無いのだろうかと思っていたら、突然進路を決める選択肢が出現。何となく「交響楽団に入る」を選んでみる。唐突だなオイ。
●3月1日
何の前振りも無しに卒業式。曰くありげな教会へフラフラ歩いていくと、ある人物が・・・
メガネ委員長(♀)エンド
ちょ・・・
・・・・・・すいません、このディスク割って良いですか?(※本気)
何でやねん。何でやねん!そりゃ確かに2年目の中盤くらいで「いくら何でもこの淡泊さは無いだろ。ヤベ、何か根本的にミスってる?」と思ったさ!でもさ!俺頑張ったよ!拷問のようなパラメータアップ作業に加え、嬉しくもない男のアップ絵イベントを見つつ、恐らくはプレイ時間と同じくらいテキスト書きつつ頑張ったんだよ!そっ、それが・・メガネ・・何かどうでもいい友情エンド・・ヒムロッチ・・・

〜反省会〜
少し落ち着いたので、冷静になって失敗の原因を探ってみることに。そう、禁断の攻略サイトである。もうこうなっては仕方ない。しかし割と昔の、しかも女性向け恋愛ゲームの攻略サイトなんて存在しているのだろうか?そう思いつつ「ときメモGS 攻略」でググッてみる。
検索2番目に氷室先生専用攻略サイトが見つかる
くっ、何て嬉しくもない天の配剤。
まぁ仕方ない、簡単に攻略の要点をチェックしてみよう。で、まず俺がゲームやってて「これが攻略のポイントだろう」と予想していた点を挙げてみる。この辺は長年のゲーム経験がモノを言うのである。
(俺予測)
・パラメータは学力、芸術、気配り、魅力あたりを抑えておけば良いだろう
・きっと吹奏楽部に入ることは必須だろう
・先生は特殊キャラっぽいからデートとかは無く、課外授業がその代わりなのだろう
(真実)
・パラメータは学力、気配り、運動が必須(魅力必要無し)
・部活は関係ない
・デートも発生する
全然違う
>運動が必須
ずっと0だったんですけど!!
しかも部活関係無しかよ。むしろパラメータの上がり的に吹奏楽部駄目なのかよ。さらにデートまであるのかよ先生。それは教師としてどうなんですか先生。卒業まで待ってなさいよ。
つーわけでね、もう全然的はずれっつうか、そりゃ攻略も失敗するよなと。
しかしこれでもう知識としては完璧である。パーフェクトである。これを踏まえて2周目をプレイすれば・・・2周目・・・あの地獄がもう1度・・・おああああああ
トラウマになりそうなので、ちょっと時間をくれ。
心の傷が癒えたらチャレンジするから!たぶん。まぁチャレンジしたとしても、二度とこんな形式では書かないでしょうが。これをやると苦痛も2倍になるってことが良くわかりました。もう普通に日記内で結果報告兼レビュー書くと思います。それが一番良いんです。
・・・ところで、何でこんなに頑張らなきゃいけないんだったっけね?

To be continued?